投稿日 2020年3月31日 2024年4月2日加筆
首の不調。
むち打ちになったことがあるわけじゃない、
傷めたことはない、
と思って、ふだんは特に意識していないかもしれませんが、その不調、案外、首からきているかもしれません。
昨今は、むち打ちだけでなく、スマホ首、ストレートネック、など、特に傷めた自覚なく、いつのまにか首の不調が進行し得る環境が日常的。
首は、頭という重たいものを常に載せ続ける過酷な役目、それでいて、鍛えにくい部位でもあります。
鍛えようとやたらなことをして、それが元で傷めたら本末転倒、どころか、取り返しのつかない事態にもなりかねません。
首は大事に扱わなければなりません。
私は、子供の頃から首~肩・背中のこり、からの、頭痛、というパターンで具合が悪くなること多く、いつも不調感がありました。
およそ、子供なのに若々しくない...はつらつとしませんでした。
原因がわかっていなかったこともあり、「なにもしていないのに、いつも不調感がある」という印象。
加えて、乗馬をするようになって、自覚はなかったものの、落馬などの後遺症もあったでしょう。
毎週必ず、こり→頭痛、が起こっていました。
一旦頭痛になったら、何もできない、寝ても治らない。
今となれば、それは当然だと理解できます。
こりから来る、いわゆる緊張型頭痛は、一定の姿勢を取ることで促進するので、むしろ、寝るという姿勢を取り続けると悪化することもあります。
首が不調だと、やる気も起きない、不定愁訴の現象に見舞われる、不安感が増える、精神にも来る、...
むち打ちが悪化して、首以外の不調に派生する事例も多く聞かれます。
「首の不調は万病の元」
なのです。
首は鍛えにくい部位であり、重い頭を載せながらの自然治癒は3歩進んで2歩下がるようなもの、自然治癒がされにくい部位でもあり、放置すれば、負荷の蓄積や加齢によって、進むばかり。
と言って、デリケートなので、何かするのも怖い...
それでも、気功に出会う前の私が、首の不調を何とかしようとあれこれ試した結果、得た結論は、
目次
1.じっとしてるより、うごかすべし!
2.首は動かさない
3.気功の出番
4.早めの気功
1.じっとしているより、動かすべし!
緊張型頭痛=一定の姿勢で凝った結果、要するに、疲労物質や老廃物が代謝されずにとどまっている→うっ血→こり→頭部への血流不良=頭部うっ血→頭痛、ですから、動かすことで血流を促し、疲労物質を早く流すことが、もっとも早道ということになります。
一旦不調になってしまうと、「動くなんてとんでもない」心境なんですが、それをあえて動かす。
この時、「そうか、運動だな!」などと意気込むのはNG。
「運動」ではありません。
「動かす」だけです。
しかも、
・今すぐ自分で出来て、
・簡単、効果的、
・でいて、首を傷めない、
コツは、
2.首は動かさない
デリケートな首は動かさずに、肩甲骨を動かすんですね。
肩の血流を上げて、首の血流を上げる、そうすれば、首は傷まない。
首が悪い人、だいたい、肩~背中も凝ってますから。
まあ、その後、首が良好維持出来るようになったら、ちょっとずつ、首を鍛えるような動作もあるにはありますが、ラグビーやプロレスをやるわけじゃなし、鍛えるというよりは、正常に保ちたいだけですから、首だけ鍛える動作は必要ないでしょう。
さて、それでも、動かすだけでは限界があります。
動かすことで得られるのは、主に血流です。
続けているうちには、鍛えるのと同じ状態にもなってきますが、この時困るのが、
組織がかたくなる
ということです。
凝り→修復→凝り→修復...を繰り返すことで、補強機能が働き、かたくなることで、ダメージを受けにくくするのですが、かたくなる、ということは、血流も届きにくく、さらなる凝りの元にもなります。
硬い、ということはダメージには強いのですが、動きを制限します。
制限=負荷がかかった状態で動かすのは、より大きな運動になりエネルギーを使う、さらに、硬い=柔軟性がない、ので、動かす時に傷がつきやすく、炎症の元になり、→凝りの元、という悪循環。
自然治癒に頼ることのジレンマです。
3.気功の出番
そこで、気功の出番です。
私の気功施術では、血流改善はもちろんのこと、自然治癒で陥りがちなポイント、
・不完全な修復
・組織を硬くしてしまう間違った修復
・長引く炎症
に陥ることなく、正常な修復を行うことが出来ます。
さらに、私自身が自分の施術をしていて、この気功のマニュアル通りでは不足を感じた部分を、より快適に、より効率的に工夫したことで、以前よりもずっと少ない量で、効率的になりました。
さらにさらに、遠隔気功で行うので、首にさわりません。
デリケートな首に負荷がかかることなく、無理に動かしてつらい好転反応が出ることもなく、首の良好を目指せるのも、安心・快適なポイントです。
むち打ちなど、首を傷めて長年お困りの方も、
自覚はないけど、不調を感じている方も、
「答え」があります。
急な頭痛で遠隔気功のご依頼の事例があります。
お昼休みにご連絡があって施術、3時間後には痛みがなくなり、予定通り、お友達との旅行に行けました。
お客様の声「急な頭痛に気功、夕方には「無痛です!」
私の首からの頭痛も、気功で不調が改善され、それに伴って、頭痛が起こる頻度も格段に減りました。
これはもう、「解放された!」という印象。
精神的にも変わって、不安感がなくなりました。
首はとても大事な、
頭と胴体をつなぐ「体の要」
気功のおかげで以前のような不調がなくなった私ですが、今でも、首→頭痛をやってしまうことはあります。
それが、ある動作の後で起こる、というパターンに気付きました。それは。
・iPadで動画を見た後、パソコン作業の後、
・車の助手席で居眠りをして首ががくんとなった後、
・本を読むのに首が前かがみになった後、
どれも、頭の位置がポイントです。首に負荷がかかる位置で長時間持続した。
近年増加している「スマホ首」も同じメカニズムです。
だいたい1~2時間後から、「あ~、やっちまった」感が始まります。
ところが、直後はなんでもない。
だから、その動作でなったとは気づきにくく、今日は大丈夫だったと放置しがち。
ところが、後から来る。夜中になって、翌日起きたら、ということも。
不調が起きたら、当然気功をするんですが、ひどくなってから=明らかに悪くなってからだと、かなりの量、気功しないと改善しません。さらに、気功の作用が体に及んでそれが反映されるまで、時間もかかります。
その間は、「あ~、具合悪い...」感が続きます。
良くなるまで気功で何回も繰り返し、良くなってくるのはしばらくたってから。
そこで。
パターンを学習して、
・iPadで動画を見た後、パソコン作業の後、
・車の助手席で居眠りをして首ががくんとなった後、
・本を読むのに首が前かがみになった後、
すぐに気功をすることに。
自覚症状がなくてもやっておく。自覚症状が起こる前にやっておく。
すると、不調が起こらない。
しかも、少ない量を1回で済む。繰り返し行ったりする必要もなし。
気功施術の内容、現象に対して何をするか、はとても重要だけど、同じくらい大切なのは、
タイミング
起こってからでも気功で改善は出来るけれど、少ない量で、不調を感じずに快適に過ごせた方がいいですよね?
そのためには、自分の不調のパターンを知って、起こる前に気功しておく。
早い、安い、快適、のコツ。
4.早めの気功
さらに。
「早めの気功」を繰り返しているうちに、思わぬいいことが。
動作→起こる前に気功...
を繰り返していると、前と同じ動作では、首のこり→頭痛が起きにくくなってくるのです。
要するに、
鍛えられた
何かの運動や激しい動作で鍛えにくい首を、気功で鍛えることが出来るんです!
☑いつも同じ動作で定期的に不調が起こる
☑仕事上、同じ姿勢を取り続けることで不調を抱えている
姿勢だけじゃない、
☑いつもの動作が体の負荷になっている
という人には朗報です。
不調につながる姿勢で、でも、お仕事上取らざるを得ないとか、日常生活上の必要な動作である、など、避けることが出来ない場合でも、悩んだり、将来の健康への不安を感じる必要はありません。
気功で、むしろ、その姿勢・動作を鍛えることに結び付けることができる、鍛えるために役立つことに変換することが出来ます。
体に悪い事をしている罪悪感を感じながら暮らす必要はありません。
鍛えることが難しい首の不調は、どうしても対症療法になりがち、現象が起こってから湿布やマッサージなどでやり過ごすことしかできないのが実情ですが、気功で鍛えながら改善できれば、自分の首でまかなえるので、対症療法がだんだんいらなくなります。
私の場合も、最近は、首→頭痛で「やっちまったー」ということがなくなりました。
「早めの気功」で快適です。
人は起こってからあわてがち。
調子がいい時はなにかする必要は感じないのが人情。
でも、「早めの○○」は、健康の秘訣。
転ばぬ先の杖。
不安にかられて、ではなく、自分の不調パターンを見極めた上で「早めの○○」が功を奏します。
「早めの気功」で快適に。
あなたの不調にも当院の気功で答えが見つかります。
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「答え」が見つかる気功院
快おおぞら気功ラボ 気功師
岡本明子
北海道、十勝新得町在住、気功師
新得本院ー札幌気功院、その距離およそ170kmを数年間出張治療、その時の遠隔気功との併用の経験から、遠隔気功だけで治療可能にし、患者さんの通院の不便を解消。さらに、どんな状況にも「答え」を出す独自メソッドを確立、「答え」が見つかる気功院として、北海道のみならず、全国からの依頼に気功で「快適な闘病」を提供し続けている。