武漢、新型コロナウィルス、プロ気功師的感染症予防法

武漢、新型コロナウィルス、プロ気功師目線で語る感染症の経路と予防法

武漢から発生した新型コロナウィルスの感染が広がっています。
世界中に拡散しているようですね。

感染域が拡大する要因の一つが、発症がジワジワだから、ということがあげられると思います。

例えば、エボラ出血熱のように劇症なものは、
①感染から発症までが短期間
②発症してから死に至るまでが短期間
という性質があり、つまり、感染者が広範囲に行動する余地がないため、一時的に流行はしますが、地域は拡大しにくい傾向があります。

今回の新型コロナウィルスは、感染していても発症していない人もいて、政府が足止めを2週間としていることからも、潜伏期間が結構あります。
報道されている内容からの推測になりますが、発症しても、初期は風邪のような症状のようで、むしろ、インフルエンザやノロの方がだんぜん急症状の印象があります。

とはいえ、肺炎を引き起こすウィルスとなると、診断が遅れ、適切な処置を受けずに進行すると重篤になることは考えられますし、さらに、この新型コロナウィルス、ゲノム配列が、SARSと8割同じ、ということですから、侮れません。

 

さて。
インフルエンザよりも急症状がない印象があっても、やはり、「新型」という未知のものに対する恐怖、ワクチンや薬がまだないという不安も手伝ってか、予防のためにと、マスクを求める人が急増し、どこでも品切れ、製造も追いつかない、べらぼうな高値で売りに出ている、というような、二次災害(?)も起きているようです。

では、マスクをすれば予防出来るのでしょうか?

新型コロナウィルスに限らず、一般には、確かに、呼吸器に取り込んでしまう感染経路は、マスクで予防出来るでしょう。

ただ、空気感染するタイプのウィルスの場合は、ウィルスの大きさを考えると、50枚で数百円で売られているようなマスクの薄さ(粗さ)では、簡単に通してしまいますので、「マスク!マスク!」と血眼になるほどマスクは予防の切り札にはなり得ません。

マスクで予防が効果的なのは、飛沫感染です。
くしゃみや咳の飛沫なら、マスクが有効です。

ということから言えば、本来マスクは、感染を予防したい人よりは、むしろ、すでに感染している人、くしゃみや咳でウィルス入りの飛沫を周囲にまき散らす可能性のある人がつける方が感染拡大を予防するのに効果的なものと言えます。

でも、マスクもせずにゴホゴホ咳をしている人がいても、他人に強制することは出来ませんから、自分が出来ることをするしかありません。

 

そこで。
マスクが手に入らなかったとしても、今すぐ出来る予防法です。

1. 外からの防御① =「意味ない」と言われているガーゼのマスク、ハンカチ
不織布のマスクでも目は通れますから、一枚なにかブロックするものがあれば、やらないよりはいいです。
私は、ガーゼのマスクの内側にティッシュを挟みます。
ただし、これ、結構苦しいので、酸欠にならないように要注意です。

外からの防御② = うがい、手洗い
もうね、あたりまえのこと過ぎて、「そんなのわかってるよ」という話ですが、では、まじめにやってますか?「わかってる」といいつつ、ちゃんとやってない人がほとんどです。

ただやるんではありません。
30分おきにやる。
密閉した空間にいた後、必ずやる。
ドアノブ、手すり、つり革を触った後は必ずやる。
※外見を気にしなければ、ビニール手袋をはめる、もよし。もちろん使い捨て。

うがいは、水でOK。変に薬剤なんか入れて化学物質で自分の免疫力を落としたら本末転倒。
「あ~」とやるほかに、「お~」の口でやると「あ~」よりもも少し奥が洗えます。
手洗いは30秒。30秒って結構長いです。

 

2. 内側からの防御 = 免疫力を上げる。
これもね、もう、耳タコですよ。
でも、結局、これに尽きます。今回のウィルスのみならず、いつもの風邪だってインフルエンザだって、感染症に限らず、その他の病気も、全てに通じる原則です。

テレビで見た○○にいい食材だけ、その時だけ食べてもだめです。
大事なのは、バランスと継続。

免疫力は1日にしてならず

なのです。

とは言え、今予防したいので、

食事→バランスよく、体を温めるもの
体温→体温を上げる。ウィルスは熱に弱い。体を温める食べ物の他、血流をよくする→手足を温める。抹消の血流が上がると、全身の血液循環が良くなります。
規則正しい生活→不規則がいけない理由は、自律神経が乱れるから。ウィルス感染時の炎症反応は、いわば、ウィルスという異物に対するアレルギー反応、なので、自律神経が乱れていると、反応が過剰になりやすくなります。
気功なら、ダイレクトに神経に働きかけることが出来ますが、自分で出来ることとなると、規則正しい生活と、呼吸法(①ゆっくり、②吐く方を長く)などがあります。
自律神経が乱れると血管が収縮し、血流が悪くなることで、体温も下がります。

 

3. 手荒れを防ぐ
空気感染で呼吸器に吸い込む、あるいは、口からの感染経路ばかりが意識されますが、実は、荒れた手の表面の細かい傷からも感染します。冬は乾燥して手が荒れやすい事も、冬場に風邪やインフルエンザにかかりやすくなることの要因の一つです。

くしゃみや咳を受けたり、鼻をかんで洗わずにそのままの手で触られたドアノブや手すり、つり革などをさわり、その手を口に持って行ったから、と思っているかもしれませんが、手そのものからも感染はします。

なので、手荒れを侮るなかれ。手のケアはなにげに大切です。

 

薬で何とかしようとすると、ウィルスごと、症状ごとに薬を開発することになるんでしょうか、新しいウィルスや細菌にはすぐに対応出来ないことになりますね。

気功では、体のしくみから見た予防、処置になるので、ウィルスの種類を問いません。
予防のために抑えるべきポイントも気功で抑えておくことで、自己免疫体質だった私でさえ、いつのまにか、炎症が激化することがなくなりました。が、その話はいずれ。

まず生活上自分で出来ることをきちんとやること、その継続の積み重ねがあなたを守ります。

長年、気功施術をしていて、なにか、目新しくてアクロバット的な方法を探し求める人が多いのですが、健康にアクロバットはありません。
ABCをちゃんとやることに尽きます。

A 当たり前のことを、
B バカにしないで、
C ちゃんとやる、
そして、ABCを、
D 出来た人、

が結果を得られます。
日頃からABCDやっていてこそ、感染症の流行にも慌てずに済む、というものです。

 

早く収束することを願いつつ。

 

あなたの不調にも当院の気功で答えが見つかります。
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「答え」が見つかる気功院
快おおぞら気功ラボ 気功師
岡本明子

北海道、十勝新得町在住、気功師
新得本院ー札幌気功院、その距離およそ170kmを数年間出張治療、その時の遠隔気功との併用の経験から、遠隔気功だけで治療可能にし、患者さんの通院の不便を解消。さらに、どんな状況にも「答え」を出す独自メソッドを確立、「答え」が見つかる気功院として、北海道のみならず、全国からの依頼に気功で「快適な闘病」を提供し続けている。

 

 

 

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