気功師が行く「北海道紀行」~十勝・六花の森~

投稿日:2024年6月7日

 

5月中旬、北海道の十勝地方、中札内村にある「六花の森」に行って来ました。

名前からわかる通り、帯広発祥のお菓子メーカー「六花亭」が所有・管理するガーデンです。
北海道には「ガーデン」を名乗る名所がたくさんありますが、一口に「ガーデン」と言っても、コンセプトはいろいろ。十勝地域にも複数のガーデンがあり、花いっぱいの庭から、針葉樹の庭から、眺めのいい庭から、いろいろあります。

中でも、「六花の森」は、「十勝の原風景」とでも言いますか、十勝の雑木林を再現したような庭で、花もありますが、花壇系ではなく、もともと地域に生息している花がほとんどです。
「六花の森」の「六花」も、十勝に原生している6種の花、エゾリンドウ、ハマナシ、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイを意味します。
十勝の原風景を大切にするコンセプトは、六花亭の包装紙でお馴染みの、坂本直行氏の絵画の世界観とも一致しています。

庭内には小屋のような建物が点在し、作品・絵画、包装紙などの展示館になっています。

訪れた時期は、まだ樹々の葉がまばらで新緑の手前でしたが、写真と共にご紹介していきます。
「六花の森」の他、同じく六花亭が運営する「六花亭アートヴィレッジ 中札内美術村」の柏林とガーデンの様子も掲載します。

しばし、北海道の原生林の清浄な空気感をお楽しみくださいませ。

 

六花の森

いい感じの森です。雑木林の下は草花が茂りフカフカのコケで覆われています。


 


シラネアオイ

 


小川からの風景。




広々とした芝生エリアもあります。




夏になると川の両側にハマナシが茂り、夏に濃いピンクの花が咲きます。
今はまだ株だけ。




この日のお目当て。オオバナノエンレイソウ。




雑木林の中一面に咲き誇ります。ただただ、圧巻。

 





六花亭アートヴィレッジ 中札内美術村

まずここでお気に入りの「絵画」があります。

「北の大地美術館」内の正面の窓が柏林を映して一幅の絵のようです。
ベンチに座って柏林を眺めると、林の中に身を委ね、ただただぼーっと「無」になれます。

 

美術村内のガーデン。

もみじの回廊。
まだ葉がないですが、春は新緑、秋は紅葉が美しい回廊です。
ただ、中札内美術村は10月には冬期閉館してしまうため、残念なことに、紅葉が遅い年は見られません。



六花の森とはまた趣の異なる庭園です。
こんな庭が欲しいです。




もみじの回廊から続く石畳の道。
石畳の石がとてもキレイで珍しいものです。
道の先にある茅葺屋根の家も美術館になっています。




レトロ建築の「相原求一郎美術館」。
帯広の銭湯の建物を移築したものだそうです。
洋館好きにはたまらん。




窓もステキ。窓からも柏林がいい感じです。




日常と別な次元の気が満ちる空間で、ただ、心静かにたたずむだけで浄化される場所です。

六花の森や美術村の柏林は、自然の風景に見えて、実はすごく管理が行き届いています。
ばっちり人工的に造る方が容易かもしれません。自然に見せるように管理する方が手がかかる。
六花亭の方々には頭が下がります。

よい気を頂きました。

六花の森

六花亭アートヴィレッジ 中札内美術村

 

 

「答え」が見つかる気功院
快おおぞら気功ラボ 気功師
岡本明子

北海道、十勝新得町在住、気功師
新得本院ー札幌気功院、その距離およそ170kmを数年間出張治療、その時の遠隔気功との併用の経験から、遠隔気功だけで治療可能にし、患者さんの通院の不便を解消。さらに、どんな状況にも「答え」を出す独自メソッドを確立、「答え」が見つかる気功院として、北海道のみならず、全国からの依頼に気功で「快適な闘病」を提供し続けている。

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