気功施術事例　高血圧～「血圧が上260、下200もあって…!」

気功師からコメント

以前施術していた方の事例です。

I.H.さんは、整形外科で出された痛み止めの薬を服用していました。
ある時、血圧が200以上ある、というご相談を頂き、気功施術をすることになりました。

もともと高血圧気味もあったようなのですが、さすがに、急に200以上になるのは慢性的な本態性高血圧だけではないことが想定されました。
施術後すぐに数値が下がったことを見ても、一時的な高血圧だったことがわかります。

こうしたケースは時々あるのですが、原因として、
・薬
・寝不足
・不安症
などが上げられます。

別なお客様ですが、こんな事例もありました。
上が200を超えた「高血圧」でご相談がありました。
通常、200を超える数値は、なんらかの急性状態が想定されます。

一時的な数値であることは予想出来たのですが、遠隔気功で血管や血流の施術をしても数値が下がらない、よくよく話を聞いている内に、その方の言い回し、言葉の癖、から、不安・強迫が強い状態にあることに気付きました。
身体的な血管の問題から来る高血圧ではなく、不安や強迫的思考の緊張から来る血圧上昇の可能性に気付き、血圧の施術ではなく、社会不安障害の施術を行ったところ、十数分の間に150まで数値が下がりました。

どんな機序で起こった高血圧なのか、を早く見抜くことも治療の重要なポイントです。



さて、I.H.さんは、もともと高血圧があったので、当初、160－90前後が標準値と思われ、ここからの改善には期間がかかると想定されましたが、施術を続けた結果、1週間後に143－72まで下がりましたので、改善が早かった事例です。

気功では、血圧を下げるアプローチは複数想定出来ます。
もちろん、動脈硬化を改善するのが根本にはなりますが、一度かたくなった血管の組織を柔らかくする、と考えると期間がかかります。
その間、高血圧のままというわけにはいきませんし、現実的ではありません。

そこで、血管平滑筋を伸縮させて柔軟性を出す方法にすると、
①血圧管理
②血管の柔軟性
の両方を、一つの施術項目で図ることが出来て効率的です。


この他にも、出来る事はいろいろありますが、高血圧の条件により、もっとも効果的な項目を導き出すことから施術は始まっています。


巷では、降圧剤を使っている方はけっこう多いようです。
お薬を否定するわけではありませんが、強制的に収縮させたり弛緩させたりすることは、短期的には数値が改善しますが、血管平滑筋を正常化する治療法ではありませんので、長期的には他の不都合が出てくることもあります。

お薬もうまく使いつつ、薬の不都合を緩和して、本来あるべき血管に正していく方法を取り入れることが、結果として、健康長寿の実現に結びつきます。


血管、血液、心臓は生命維持に直結する体の要素ですので、普段から正常に保っておきたいですね。
気功がお役に立ちます。



気功なら出来ることがあります。

早めの気功が大切ですね。