気功師が行く「北海道紀行」~富良野~

 

投稿日:2024年7月27日

7月、連休前の平日、北海道富良野に行って来ました。
最近行っていなかったのでちょっと久しぶりです。

富良野は峠を越えてすぐ、とは言え、1時間くらいかかります。
峠のこちらと向こうでお天気がぜんぜんちがうことも多く、この日も、峠の頂上は雲の中でしたが、富良野側に下りるにつれて晴れてきました。

富良野・美瑛は北海道旅行で人気の観光地として有名ですから、いつ行ってもそれなりに人出のあるところです。

この日の主たる目的は「鉄」。
夫が鉄オタで、昔は国鉄全線制覇する旅もしたようですが、最近はもっぱら撮り鉄として、道内で臨時列車などを撮ることがあるので、私もいっしょに出かけて、風景やまったりスポットを楽しんでいます。



ふらのワイン城
最初は、目的である臨時列車の撮影。
「ラベンダー編成」の特急列車が来ます。
この編成がここを通るのは普段はないことなので、そういう時は全国の撮り鉄が集まりますが、この日のこの場所には誰もいませんでした。
少し先の踏切近辺はたくさんいたかもしれません。

 

富良野と言えば、ラベンダー畑。
ファーム富田が発祥ですが、今や、至るところでラベンダーが見られます。
株状に生える植物なので、いわゆる一面の「お花畑」にはなりませんが、少し離れて見ると、一面の紫色はなかなか美しいものです。

 

ワイン城から六花亭の富良野の店舗「カンパーナ六花亭」に向かう途中に、一面のキガラシ畑が広がっています。
畑の前の農道が、観光客向けに整備されていました。
キガラシはこの後、畑に鋤き込まれて肥やしになります。

 

カンパーナ六花亭

ブドウ畑に囲まれた斜面にあり、お店からは十勝岳連峰が見えます。
十勝岳の噴煙がくっきり見える時もありますが、この日は雲が多く、山はうっすらとしか見えませんでした。

ブドウ、ブドウ、ブドウ!
十勝は平野なので、池田町以外ではブドウ畑の風景はあまりなく、珍しさでテンションが上がります。
まだ青いものの、すでに実がなっていました。




店舗入り口脇には、ブルーベリーがたくさん植わっていて、すでに実がなっていました。
この時期、ブルーベリーを使ったお菓子が販売されます。

ふらのワイン城、再び。

もう、ナナカマドに実がついています。

 



普通列車が来ました。

ここで昼食。
撮影場所のふらのワイン城のレストランで、チーズフォンデュ付きのランチを頂きました。
ここに来たらチーズフォンデュ、です。
セットのチーズフォンデュは1人分で量的にもちょうどよく、パンが容器になっていて、このパンがまたおいしい。
気に入っています。

上富良野町の日の出公園に移動。
小高い山の斜面全体がラベンダー、という公園ですが、私のお気に入りは反対側。
木陰のベンチに座ってまったり景色を眺めれば、斜面の木立と、その向こうに広がる田園風景、その向こうには十勝岳連峰が見えます。
この日は山は見えませんでしたが、ラベンダー側と違って人があまりいなくて、ただただ、ぼーーーーーっと出来ます。

 

でも、一応、メインのラベンダー畑はこんな感じ。
見晴らしも良く、ラベンダー以外の花の花壇もあります。
この時期にライトアップなど夜のイベントも行われるようです。

 

ラベンダー発祥のファーム富田も、ラベンダー真っ盛りで見どころ満載だったと思いますが、近辺を通りかかっただけでも、駐車場に入る車で渋滞気味でしたから、海の日の連休中はいかばかりな事態だったか......。
連休前で平日でも観光シーズンですから人出はありましたが、混雑には遭遇せず、のんびり出来ました。


 

 

 

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